9でカタがつく

 いとうあさこが所属する山田ジャパン、春の公演を見に行ってきた。

 山田ジャパンの公演は秋しかないと思っていたら、なんと春もやっていることが判明。たまたま調べてみたら公演初日まですでに2週間を切っており、チケットは終売だったが、劇団が認める公式転売サイトでの購入ならOKとのことで、早速購入。意外とたくさんあり、しかも公式の価格よりも安く手に入るので、金曜の夜、仕事終わりに見に行くことにした。

 

今回の公演はゲストにももクロの百田ちゃんが出演していて結構メインの配役。劇場に着いたのは開場から10分後くらいだったけど、百田ファンでかなりにぎわっていた。中のグッズ売り場にはタオルやパンフレットが売られていて買っている人も少なくなかったけど今回は前々から楽しみにしていたというわけではなく、急遽来た公演だから、まあいいかとスルー。

 座席表を見て指定の席に着くと、まさかの両隣が百田ファンのおじさん。前後もおじさんと、おじさんに四方を囲まれるなかなかの席運だった。

 

 公演はとても面白かった!山田ジャパンの公演は初めてだったけど、喜劇っぽいけど、話のなかで一貫して伝えたい内容がしっかりと伝わってくる。私的に目玉のいとうあさこ氏はやはりコメディアン。芸人というもう一つの職業をいかしたようなめちゃくちゃ面白い役所で、登場シーンから笑いをとっていた。

 

(ここからネタバレ内容)

 話の舞台は雀荘。オーナー夫妻(妻役が百田、夫役が山田能龍)の喧嘩は絶えないが、常連客たちはあーまたやってら、とそれぞれの会話を楽しむ様子。同じくそこへ常連客の1人であるチヒロもやってくるが、チヒロの名前以外は皆何も知らない。日中は何をしているのか、どこから来たのか…。そんななか、あさこ演じるチヒロの母がやってくる。「ここにいたのね」。(この登場シーンがめちゃくちゃ面白かった!)

 そこから話はチヒロの過去へ。過去についてなかなか話したがらないチヒロの本当の姿とは…?

 

 公演を見て感じたのは、結局過去にはどうやっても戻れないということ。だからこそ、今を大事にしないといけないし、ああすれば、こうすればと考えるのは、過去にすがっているということ。過去のタラレバを考えるのではなく、過去を意味のあるものにするために今、自分がどうあるべきなのか、どう行動するべきなのかを考えることしか、過去を変える手段はないんだと改めて感じた。

 

 山田能龍さんの舞台、あさこのお笑いシーンももちろん、また見に行きたいな。次は公式からのチケットを買って。

 

 

 p.s. 閉幕の際、劇団員全員が出てきて挨拶をしてくれるのだが、この挨拶があさこのお役目の一つ。けいこ中のエピソードなどを(世代間ギャップを感じながらも)面白く話してくれて、ここが1番笑ったし、面白かったかも(笑)あさこの単独ライブに行きたい欲がさらに高まった。

 さて、この時にグッズの説明があって、劇中に出てくる幸せの青い鳥が印字されたタオルを購入すれば、あなたのおうちにも幸せの青い鳥がやってきますよ、と。これは買うしかないと列に並んで購入。たった600円なのだから最初から買えば良かったのだけど、節約モードになってしまっていて。記念の品ができて嬉し楽しい。