いつかやりたい〝四人屋〟

 先日行った「日光大人の修学旅行」で、将来カフェとかやるのいいよね、という話になった。女4人でキッチンカーやるなんて楽しすぎる。しかも小学生からの(幼稚園からの子もいる)幼馴染とやるなら、気の使い方を知っているから、言いたいことをある程度言ったとしても友情が壊れることはないだろうし、この人たちとならやりやすいだろう。

 ひとりが、「私酒飲みたいから居酒屋やるわ」を皮切りにそれぞれが「じゃあ私ランチ」「私モーニングでパン出す」と言って3食1人ずつ埋まってしまったので、私は「そしたら間の時間にカフェやろうかな」というと、「それいい!」とみんな大賛成。それぞれの個性あふれる1つの店っていいコンセプトだなぁ。

 なんて思っていたからか、ふと原田ひかさんの「三人屋」を再読したくなり、続編の「サンドの女」まで一気読みした。

 「三人屋」は、三女の朝日、次女のまひる、長女の夜月がそれぞれ、朝、昼、夜の店を開く〝三人屋〟という店が舞台の物語。小さな商店街の中にあるこの店にやってくる常連客のいろいろな思いを描く話だ。ドライすぎるところがあるくらいさっぱりとした性格の朝日、面倒見がよすぎて何でも引き受けてしまうまひる、いつも自由でどこかにふらっと出ていき皆を困らせてしまう夜月。そして自称3人を良く知る幼馴染の大輔。この4人を中心に、小さな商店街に起こる日常は、完全に物語の世界だけど、どこかリアルで、現実や自分を見つめ直すことになる。人生の節目に読むたび、きっとその時の自分に近い年の誰かに自分を重ねて読んでしまうんだろうな。

 

ねぶた祭り&函館

8/7~8/8

青森ねぶた祭り&函館旅行

 

 今年こそはねぶたに行くぞ!と心に決め、行ってきた。有料席もあるようだけど、無料でも十分楽しめそうなので早めに行って無料で楽しむことに。行きと帰りの新幹線だけは絶対に取らないと、と2カ月前に予約。ホテルはかなり高額だし、予約取るのも大変なので、考えた末、ねぶたは最後まで見られないけど早めに青森駅を出て函館で宿を取り、翌日は函館観光をすることにした。

 

 1日目。ねぶた祭りは8月2日~7日で、私たちが行ったのは最終日の7日。この最終日だけは昼間の運行に加えて夜に海上運行+花火が打ちあがるというフィナーレを迎える。それまでは夜の運行のみ。

 昼は1日のなかでも暑さがピーク。見ているだけの私たちでも、コンクリートの上だし、帽子や日傘がないと熱中症になりそうなのに、跳人やねぶたを動かすの元気や活気といったら、すごい!!ねぶたへの魂を感じた。

 今年のねぶた大賞は、JRねぶた実行プロジェクトの「北海の雄(ゆう)」(竹浪比呂央)。なんと、最優秀製作者賞も受賞したんだとか!このねぶたは、熊の迫力が特にすごかったから印象に残っていて、後から大賞受賞を知ったけど、あれか!とすぐに分かった。

 

 昼運行のねぶたを見た後は青森駅に戻って、駅ビルを少し散策。目ぼしいものは岩手物産展のチョコがけ南部せんべいと「barナンブ」という醤油味のスナック。「barナンブ」は、厚焼き南部せんべいに醤油味の特製だれを染み込ませたお菓子だそう。素焼きアーモンドが入っているのがちょっといただけないけど、これはおつまみにも、おやつにも良いと購入。

 あと、商店街でねぶたのミニサイズの鈴があったのでこれも記念に。フリーズドライリンゴのチョコがけと、水分・糖分補給のリンゴジュースも。さすが、青森。リンゴジュースはリングの粒感があってめちゃうま。どれを飲んでも間違いないんだろうな。

 

 さて、駅ビルを出て浜辺の方に向かうと(駅から海が見えるくらい近くてびっくりした)屋台がずらり。できたてのイカメンチと帆立のバター焼きでお腹を満たす。これが最高に美味しかった。デザートはA-factoryで買ったりんご飴を。A-factoryは相乗以上の込み具合でアップルパイ食べれず(アップルパイを売ってる店は2つしかなくて、うち1店は売り切れ、もう1店は大行列で並ぶ気が失せた)、その代わりにりんご飴。何気に人生初のりんご飴でちょっと嬉しい。しかも青森で。一口サイズにカットしてくれているのもナイスポイント。ありがたや。でも、驚いたのはりんご飴の赤はリンゴじゃなくて飴の色だったこと。そうじゃないものもあるんだろうけど、今回食べたのは飴の赤色で、リンゴ自体はジョナゴールド?かな、緑色の皮だった。そして最高に美味しいりんご。パクパクと手がとまらない。

 そろそろお腹も満たされ、再び外へ。横半分に切れたリンゴのオブジェでタマの真似して写真撮って、ワ・ラッセへ。昼に見たねぶたも大迫力だったけど、ライトアップされたねぶたも、また違った迫力・魅力があり良い。ねぶたの歴史や、ワイヤーで作る構造も知ることができて面白かった。

 

 日も暮れてきていい時間になり、少し早めに場所取りして待機。リンゴスムージーが飲みたかったけど、お腹いっぱいでリンゴアイスを半分こ。これまた今まで食べた中で1番美味しいリンゴアイス。またリンゴのつぶつぶがあって、本当に美味しい。冷凍便で自宅に送ればよかったかなぁ。

 いよいよ、ねぶた海上運行。かすかにラッセラッセラッセラーの温度が聞こえて海の方を見てみると、、遠い。あれ~こんな遠いのかと、近くの方に向かって歩いてみるけど、有料観覧席だったり、通行止めだったりで全然近くに行けず、結局元居た場所が、ねぶたの花火も1番良く見えた。ねぶたは多分5つくらいしか海上運行しないんだろうけど、そのうち2つくらいはちゃんと見られたから満足。次に見る機会があれば有料観覧席が良いかな。花火も橋で少し遮られはしたものの、なかなかきれいで夏を満喫。青森駅を出て函館に向かった。

 

 

 2日目は函館観光。美味しいものが溢れているから、どれを食べるか厳選しないといけない。結果、選ばれたのは、海鮮丼、ラッキーピエロ、ハセガワストアの焼き鳥丼。しかし、なんと昨夜22時過ぎに函館に着くころに腹ペコだったので、人生で初めて深夜にラーメンを食した。もちろん、塩ラーメン(「ゆうみん」という店。知らなかったけど、旅行誌に載るちょい有名店だった。どうりでおいしいわけだ)。と、いうことで思いがけず、塩ラーメンも食べられ、ラッキー。

 昨日の夜が遅かったので朝は10時ごろに行動開始。朝市に向かい、ひとまず散策。旬だからか、やたらとメロンだらけ。とうもろこしもちらほら。お目当ての海鮮丼は500円で味噌汁付きという破格のものを。500円とは思えない具材と新鮮さ。最高。これぞ函館。美味しい。朝のデザートはメロン。これも1カット500円。「太陽の王様」というやつ。イガイガした感じが少なくて、瑞々しい。美味しい。幸せ。イカ釣り体験できるところもあった。

 乾物やら果物類やらが売っているコーナーにはかつお節ならぬ、〝鮭節〟があって、ご飯に乗せて醤油をかけて食べると美味しいとのことだったので思わず購入。あと、試食の味噌汁にさっと入れてくれた海苔も磯の香りが良くてとても美味しかったので、お土産買いすぎだよなと思いながらも追加で買い。せっかく旅行に来たのだから(しかもはるばる北海道まで)我慢は禁物。

 

 市場を出て五稜郭へ。本当に五角形だった。おぉ~。五稜郭は、昔は戦地で戦争によりこの地を勝ち取った等、歴史があることも知れて良き。エレベーターを降りたところにあったジェラートを食べて休憩。味はミルク、ハスカップ、とうもろこし。北海道大満喫なチョイス。とうもろこしは甘くてクリーミー。ミルクもさらっとしつつもクリーミーだったから甘酸っぱいハスカップが口の中をリセットしてくれてちょうど良かった。

 行きはバスだったけど、帰りは路面電車で戻る。線路の上を走っているとは思えないくらいぐらんぐらん揺れまくったけど、これが函館の路面電車か~と悪くない思い出。五稜郭前の店舗では行列ができていたラッキーピエロも赤レンガ倉庫の最寄りの路面電車駅近くの店舗では数人の並びだったから、ここでラッキーピエロへ。外観が夕景登録文化財に指定されていて、店内はサンタクロースだらけで特徴ありまくり。朝からラッキーピエロの店舗をいくつか目にする度、見慣れなくて、一瞬ドン・キホーテかと毎回思っていたのもようやく慣れてきたところ。

 注文するのは、ラッキーエッグバーガー。きりんくんが1番人気のチャイニーズバーガーを注文したからひと口もらうつもりで。実物は想像以上に大きくてびっくり。コメダくらいある。ある意味大きさ詐欺。そんなにお腹空いてないのに追い打ちをかける。でも、美味しい。これは近くに店舗があったら月1くらいで通うかも。

 

 その後、赤レンガ倉庫へ。あまり時間がなかったから、さらっと見て写真を撮ってまたバスに乗り函館駅へ。何やら有名だという、ハセガワストアの焼き鳥丼をけっとして、函館空港へ。搭乗時刻まで時間があったので、(もうすでにたくさん買ったのに)本日何度目かのお土産散策。美味しそうなご飯のお供やら、チーズやら、やっぱり北海道は美味しいもの宝庫だ。飛行機で焼き鳥丼を夜ご飯に食べて、スナッフルズのチーズスフレをデザートにしようと買い。あと、せっかく北海道に来たから牛乳飲まなきゃね。ということで200㎖のパックを1つ。

 搭乗時間は約1時間。離陸後まもなくにドリンクサービスがあって、温かいお茶をお願いしたら準備中とのこと。そのお茶を待っている間に何か別のものいかがですか、と聞いてくれたので、「じゃあ、ホットコーヒーを」。それから5分もたたないうちに温かいお茶がやってきて、さらに搭乗前に買った北海道産牛乳200㎖。もうお腹じゃぼじゃぼ。よく見てみると牛乳のパッケージに常温保存可能の文字があり、開けずに持って帰ればよかったと後悔するも、すでに時遅し。言葉通り、デザートに買ったチーズスフレもいに押し込んだ。それでも美味しいけどね。

 お腹が幸せな青森&函館旅、完。

 

 

 

 

6月のこと

 ここ1カ月のこと。

 6月は3連休が1度もないのに今年はまだ休みが来ないなぁと思うこともなく、毎日があっという間に過ぎ、気がついたら7月になっていた。

 6月は結構アクティブに動いたような。

 仕事では特集の取材もあり、通常の取材も半日~1日がかりの講習会があったり、総会シーズンで帰りが遅くなったりと余白があまりないスケジュールだったにもかかわらず、平日に朝ランしてみたり、休日も毎週欠かさずランニング。

 ランすると頭がすっきり、体のコリも少し軽くなるから、そのお陰で心も体もスケジュールの割にあまり体調を崩さずいられたのかな。総会後の懇親会はだいたいビュッフェだから、食べるものに気を付けていてもつい栄養が偏りがちになる。これに加えてお菓子関係の取材が続いたから、糖分の摂り過ぎでなんかお腹の調子が変な感じ。お米を食べたいけど糖質をこれ以上取るのもなと思って野菜やたんぱく質を摂るようにするけど、お腹の不快感がなくなるには少し時間がかかるからもやもや。

 そのもやもやも少し早起きして走って汗をかけば、もやもやとお腹の不快感が軽減するし、多少罪悪感もなくなる。

 ついにランシューも買ってしまい、さらに走りたい欲が高まっているこの頃、来月東京マラソンにエントリーしてみようかしら。

 

 さて、週末は初「魚べい」に行って久しぶりの回転寿司を満喫。光もの3種盛りなど、一皿に違うネタが2~3種のっているメニューが割とあって、いろんなネタがたくさん食べられるから楽しかった。

 

 今シーズン初の手持ち花火も決行。風が強かったせいか、安物だったせいか、線香花火がすぐ落ちちゃう。まあ、見れる時間が短くても花火ははかないものだから、その瞬間きれい!と楽しめれば良い。

 

 そうそう、鎌倉のハイキングイベントにも行った。天園コースというのがあるそうで、軽めのハイキングコースがちょうど良かった。当日は出発前にどしゃ降りがきて、雨が上がってから出発。ハイキング中は雨が降らず、到着して間もなくまた雨。私たち運が良い。ハイキング自体は午前中いっぱいくらいで終わり、ランチを食べて解散。プレゼントに登山用ソックスと、ハットをもらって富士登山の準備も順調。

 解散後、せっかく鎌倉まで来たからコクリコのクレープを食べて帰路についた。雨が降ってなければもう少し鎌倉を満喫したかったけど、また今度。鎌倉って何回来ても、来るたびに新しい発見があって飽きないし、雰囲気が好き。次に行く時は甘味屋さんか、パン屋さん目当てで行きたいなぁ。

 

 あと、きりんくんにショルダーバッグをプレゼント。ダークブラウン色がすごくいい色で、形も大きさもちょうど良く、長く使ってくれたら嬉しいな。

 

 今月の美味しかったものたちをリストアップ。

・商店街のラーメン屋の油そば。ミニネギチャーシュー丼をきりんくんと半分こして食べたのに、まだ足りなくて小ライスも平らげた。空腹は最高のスパイスを実感。

・きりんくんお手製さつまいも&赤タマネギのカレー。さつまいものデンプンが溶け出して、少しドロッとしたルーがめちゃうま。

・何気にドバイチョコにはまり、マカプレッソのドバイチョコ餅、ドバイチョコマカロン、Truffle Bakeryのドバイチョコパン、TOKYO BAGEL LABのドバイベーグル…高価なのに結構買ってしまった。

・コクリコのクレープ。クリームチーズ入り。とろとろ。レモン果汁入りにしたからチーズケーキみたい

・帝国ホテルの英国アフターヌーンティー。エルダーフラワースパークリングが最高。

・さん葉かの日替わりランチ。生姜ごはんが美味しすぎておかわり2回。土鍋で炊きたてのごはんがおかわりし放題なのがまた行きたくなるのよね~

・アマムダコタンと間違えて入った隣のアマムダコタンカフェにあったフレンチクルーラーのツナサンドイッチ。生地はほんのり甘く、総菜系フィリングがしょっぱいという組み合わせがアメリカン。なんといっても生地が美味しい!

・成城石井の塩レモンゼリー

・ヤングコーンのグリル

・ミスドのもっちゅりん

・撮影で食べたダッチブレッド。そしてお土産にいただいたダッチブレッドで作ったハムチーズサンド

 

その他、多分忘れているもの諸々。毎日、美味しい幸せ。

 

 

披露宴で

 

 前述した兄の結婚式の披露宴で、お色直しのため中座する際、司会の人が「一緒に歩きたい人がいるそうです!」と。花嫁、花婿それぞれが1人ずつ誰かと一緒に会場内を歩いてお色直しに向かうというもの。

 花嫁が先に中座し、その時に一緒に歩いたのは親友の方。少し前に出席した友人の結婚式では花嫁花婿ともに兄弟を選んで、一緒に歩く人との関係性合わせていたように思ったから、後の花婿つまり私の兄は友人のなかから誰を選ぶのかと考えながら食事を楽しんでいた。

 すると、突然名前を呼ばれ、まさかの私。あんなにびっくりしたのはいつ以来だろう。あんまり見ないでください~と思いながらも前へ。式場の人に「腕組みますか?手つなぎますか?」とにこにこの笑顔で聞かれ、「腕組みます」。こんなところで手をつなぐのは恥ずかしいし、どちらが良いか聞かれて、兄妹で手をつなぐ方を選ぶ人なんているのだろうか。

 兄と二人、並んで立つと、「似てるぅ~!」「かわいい~!」と今までにないくらい浴びてなんだか嬉しかった。参列者の間を歩く時は、知ってるけど話したことない兄の友人たちばかりで、目のやり場に困ってちょっとうつむきがちになってしまったかもしれないが、後方の扉の前に立ち、皆さんに向けてした一礼はしっかりとできて良かった。兄との記念になったようでとても嬉しかったな。

 

 料理は「お腹いっぱいになるからパン食べ過ぎないようにね」と言われていたが、適度な量でちょうど良く、デザートブッフェも楽しめた。ウェディングケーキはサッカーボールの模様があって、小さなサッカーボールも乗っていて可愛かった。そして美味しかった。ブッフェには、仙台縁の食べ物が並び、兄と酒好きな友人たちのために、牛たん、ひょうたん揚げ、笹かまなどおつまみ系もあり、大満足。

 

 帰りの新幹線ではずんだシェイクを飲み、疲れたけどいい1日だった。

 改めて、おめでとう。末永く幸せに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚式

 

 5月にもかかわらず最高気温が30℃になった日、久しぶりに仙台へ。ひとり旅で秋保温泉に行ったきりだから、約2年ぶり。兄が新卒の頃から4年くらい一人暮らしをしていた場所だ。ひとり旅に仙台を選んだのは、兄がいたから宿代が浮かせるという理由で、その前にも母と兄に会うため仙台旅行にやってきた。だから、仙台という場所はわたしにとって少し思い入れのある土地なのだ。

 

 そんな仙台で、兄が結婚式を挙げるという日。半袖でもいいかというくらい晴れ、爽やかか青空が広がっていた。

 式は午後からなので、当日の朝、新幹線で仙台へ向かう。上野駅構内で車内で食べる軽めの朝食用に念願のメルヘンのサンドイッチを購入し、快適な1時間半。余裕をもって到着したので、駅でお土産(萩の月、ちゅんちゅん堂、白松がもなか、ゴット)を買い、式場へ。

 

 まだ着替える前の兄夫婦に会ったが、なんだか2人ともあまり緊張感やうきうき感がなく、いつもと変わらない1日といった様子。こちらもその気が移ってしまい、普段通りのテンションで、必要なことだけさっと伝えたらそれぞれ着替えとメイクアップの準備へ。

 親族では兄嫁の母、私の母、そして私が着物を着ることになっていたので、この順番で着付けを開始。私たちが到着したころ、すでに兄嫁の母は着付けに入っており、到着後すぐに母も着付けへ。私は40分ほど待合室で暇をつぶし、着付け室へ。人生で2回目、最後になるであろう振袖は式場が指定したところでレンタルしたので、好みの柄がなかったけど、着てみるとなんだかんだ嬉しい。馬子にも衣裳だ。髪型はアップにするか、下の方でシニヨンにするか迷ったけど、めったにしないからということで、アップのお団子みたいに。目立っちゃったらやだなと思っていたけど、今思うと、そもそも振袖を着ている時点でかなり目立ってはいるのだ。

 全ての準備を終えると、着付けをしてくれた人もヘアセットをしてくれたメイクさんも褒めてくれて、そんなに悪くないかも?なんて思ったりして。親族の結婚式なんて人生でそう何度もあることではないから楽しんでしまおう。

 

 参列する友人たちと同じように受付を済ませ、花嫁のカラードレスの色を予想してその色のペンライトを選ぶ。今どきの結婚式は待合室でも参列者が楽しめるよう、新郎新婦の写真や思い出のものが飾られていたり、いろいろなイベントが用意されていておもしろい。なんと、BUMPのLIVEで買ったニコルの人形もちょこんと座らされていて、なんだか嬉しかった。

 

 式はチャペルで。牧師さんを初めて見た。

 親族の席は1番前だが、新郎である兄はもちろん、母は新郎にジャケットを着せ、父は白いグローブを渡すという役割がそれぞれあったので、親族の席には私1人。新婦側の親族は兄、弟夫婦と賑やかな上、後方には同年代の男子がずらーっといて、心細いやら、慣れない状況で緊張しっぱなしだった。(年子の兄なので参列してくれた友人たちも皆、年が近い)

 そんななか、新郎が入場。にやにや、「あ、皆さん、ども。」みたいな感じで頭をぴょこぴょこと小さく下げて入ってきた。ほんとに緊張というものを知らない人だな、と改めて思った。母にジャケットを着せてもらい、父からグローブを受け取る。新鮮な光景だ。少し前に友人の結婚式に出席した時は感じなかった一端の大人なんだなというか、妹ながらにそんなことを思っていた。バージンロードを歩いてくる兄はまあそれなりに様になっていて、なかなかいいね。シルバーのタキシードもきまってる。

 花嫁はウエストにジュエリーが付いていて、スカートがふわっと広がったウエディングドレス。やっぱりきれい。ロンググローブが似合っていた。

 フルートやバイオリンの生演奏で儀式が進み、指輪の交換へ。牧師さんの「リングガール!」のかけ声で、後ろから姪っ子ちゃん(花嫁の弟の娘さん)が登場。めちゃくちゃかわいかった!!かごの小さなバスケットに入れた白いクッションに乗ったリングを新郎新婦のもとへ届けるのだ。しかし、大勢の大人に注目されるなんて初めてのことでびっくりしたのか、最初はぽかんとしていたが、お母さんが途中まで一緒に歩くと、とことこと駆け足で新郎新婦に無事リングを届けられた。新婦が用意していたお礼の巾着(アンパンマンの何かが入っていた)を受け取り、自分の席へ着席。ふぅ~かわいかった。なんて幸せなひと時だったんだろうか。

 これで安心と思ったのもつかの間、指輪の交換の前に花婿が花嫁のベールをあげた。

式場内で「ん?」という雰囲気が漂い、兄も間違いに気づいたが、牧師さんも優しく、「まあ、いいです」みたいな会話を交わし、指輪を交換。本来の順序であれば誓いのキスの前に上げるはずあだったベール。すでに上げてしまっているので、キスの前にすることがなく、なんとなく空白の時間。ちょっとベールを整え(るフリ?)をして、式場内が「笑笑」。こういうところが、なんかちょっとぬけてるのよね(笑)

 

 そんなハプニングもあったが、式は無事終了。

 披露宴で行われたカラードレスの結果発表は、緑!私はオレンジを選んでいたので外れてしまったけど、母が当たってた。しかも、色を当てた人のなかから抽選でギフトカードプレゼントに、まさかの当選。運がいいですね。帰宅して開けてみると無印良品のギフトカードだったみたいで、アロマセットを買っていた。

 

2026.05.30

 

おさかなセンター

 

 日立駅の日の出を見た後、ホテルに戻り、二度寝した。

 起きて、チェックアウトの10時きっかりにホテルを後にして向かったのは、「道の駅日立おさかなセンター」。電車とバスを乗り継ぎ、新鮮な魚介を求めて市場へ!

 名物の「身勝手丼」は、自分好みの海鮮丼を作れるという、子どものころを思い出させてくれる、夢のような体験だ。行列を並び待つ間に目の前にあった、焼きたての牡蠣の誘惑に抗えず、パクリ。う~ん美味しい!これぞ海の幸!海のミルク!

 

 さて、1時間近く並んでようやくお魚たちの前へ。行儀よく並んだエビやら、マグロやら、タイやら。選ばれるのは自分かと待ちわびているようで、かわいいから(おいしそうだから)全部取ってしまいたくなる。

 はじめに生海老がお出迎え。これはずるい。最初に蒸しでも、茹ででもなく、生のエビをもってくるなんてやり手だ。これには先に何が待っているか分からないんだから騙されないぞ、と小さく2、3歩進むもやっぱり盆にのせてしまった。

 それでも厳選して選んだのは、マグロ、タイ、イワシ、アジのナメロウ、タコ、イカ、いくら、サーモン、

と、丼に乗せたら、完全にネタが多すぎ。もう花の見ごろをとっくに過ぎて咲き過ぎてしまったバラのよう。頑張っても乗り切らないので、そのままでもつまみになるイカなどは醤油に付けてそのままいただく。新鮮でなんと美味しいことか。きりんくんと思わずにっこりお互い満面の笑み。ふふふ。本当に美味しいものを食べると、人は笑顔になってしまうものだ。

 海鮮丼で満腹になったら、少し市場を散策。笠間栗のモンブランが売っているのを海鮮丼の列に並んでいる間に発見していて、デザートに食べたいと思っていたのに、お腹に入る余裕はなさそう。代わりに消化するために一駅先まで散歩したいくらいだ。そんなつもりで散策。市場には今さっきまで海で泳いでいたであろう新鮮な魚たちがずらりと並んでいて、あれ、サバってこんなに大きかったっけ、アンコウってやっぱり口が怖いなと、いちいち感想が出て面白い。ふと、人が集まっているところをのぞくと、お寿司が!種類は少ないけど、大きく肉厚のネタがでっぷりと乗った寿司が1貫200円ほどで売られていて、列に並びながら透明のパックに各々好きなネタを好きなだけ詰めていくスタイル。そして最後、レジにたどり着くころに見える太巻きやちらし寿司。出た。これよ、これ。。最後にあぁ!これもあったのか、じゃあさっきのマグロ1貫にしておけばよかった、となる。店の戦略なのだろうか。並ぶ前に要チェックだ。

 バスまでもう少し時間があったので、市場の端にある目立たないスーパーをのぞいてみると、さすが茨城。干し芋が安い。母に「干し芋食べる?」と聞くと、「食べたい」と即答だったので、お土産に購入。

 

 バスに乗り、再び大甕駅へ。GWだからか、昼過ぎなのに案外混雑している電車に乗り勝田で特急に乗り換え。特急は空いていて、すごく開放感があった。早起きしたこともあり、2人とも多分眠かったはずなのに一睡もせず、ずっとしゃべっていた気がする。学生時代、話が尽きない友だちがいて、本当に仲が良かったと思うのだけど、そういうことは全然覚えていない。大学でそういう友達ができなかったからしばらく忘れていた、この、話が尽きないという状況がまた訪れたことが今、たまらなく嬉しい。

 

2026.05.02

 

p.s. そういえば、2月に銀山温泉に行ったときに、旅先から自宅にはがきを送って、それが家に届くと旅の思い出になるからいいね、旅行に行ったらこれやろう。と話していたのに、今回ははがきを送るのをすっかり忘れてしまった。日立駅の日の出があまりにきれいすぎて、きりんくんとのおしゃべりがあまりに楽しすぎて2日なんてあっというまだ。

 

 

2026GW① 日立駅の日の出

 

 GW初日、きりんくんと日立駅の日の出を見に茨城へ。

 今度こそ、人生初グリーン車乗車かと思いきや、特急ひたちに乗って水戸までひとっ飛び。グリーン車に乗ったことがないからわからないけど、きっと、多分、ほぼ確実に特急ひたちの方が快適なはず。きりんくんが一足先に待ち合わせの駅に到着したようで、「スタバでコーヒーでも買っておこうか」と。なんて素敵な提案。本当にできた彼氏だ。私はオーツミルクラテ。きりんくんはアーモンドミルクラテにしたようで、電車に乗ってお互い飲み比べてみると、ミルクの味って結構違うんだなぁ。アーモンドミルクの方がコクがあってまったりとした感じ。

 車窓の景色が自然にあふれていて、穏やかな気持ち。水戸駅到着直前に偕楽園らしき場所を見て、あれ?と思っている間にすぐに「偕楽園」の文字を発見し、あってた!とはしゃぎ、なんだか中学の時の校外学習のバスの中みたいで楽しかった。

 

 初めて降り立って水戸駅は、予想以上に人が多かった。後から、そりゃそうだよな、県庁所在地だもの、とナットク。着いたころにはもう12時頃になっていたけど、あまりお腹が空いていなくて、本屋さんへ。こういう時、本屋さんというのは、本当にいい暇つぶしになる。暇つぶしというのは少々失礼な言い方だが、つまるところ、本屋さんに入ると、自分が時間を潰しているということすら忘れて(時には人を待っていたということすら忘れて)、本に夢中になってしまうのだ。本当はあまりよくないとはわかっていながらも、面白そうなタイトルの本を手に取り、数ページ立ち読みして、ハマると1段落読んでいることもある。

 今回も時間はあっという間に過ぎさり、目的のごはん屋さんに行くと、さっきは誰もいなかったのが満席に。あぁ、おそろしく素敵な時間泥棒だ。

 

 さて、目的の昼食とは、納豆。実は大の納豆好きな私。毎朝お決まりのメニューは納豆と味噌汁。我ながら健康的だ。実を言うと、朝晩と2回食べたいが、我慢している。大豆イソフラボンは女性ホルモンに良いと言われているが、なんでも取りすぎは良くないらしく、納豆は1日1パックまでがちょうどよいのだそう。なので、1日元気にご機嫌に過ごすために朝、大好きな納豆を食べる。

 そんな納豆を、今日はお昼に食べると決めていたので、朝は抜いてきた。(ちなみに、この日の朝は前日に代官山で買ってきたお高いデニッシュたち。これが衝撃的な美味しさだったぁ。)

 納豆はすべて定食で、6種類。大粒のもの、小粒のもの、タレに特徴のあるもの、茨城県産醤油を使っているもの、粒の柔らかさやかたさなどが選べて、私は大粒のやわらかい納豆に。きりんくんはどーんと大きい藁納豆!子の粒の大きさったら見たことないくらいでっぷりとふっくらと美味しそうなこと。ひと口もらったけど、こりゃ格別。冬だったら確実にお土産に買っていたと思う。

 

 その後移動して日立駅へ。まず、海がきれい。昼の海はきらきらしていて寄せて返す波が一緒に遊ぼうと言っている気がする。残念ながら浜辺には行けなさそうだったので、早めにホテルに行き、のんびり。

 夜ごはんが食べれそうな店をリストアップした地図がホテルにおいてあったので部屋でよさそうな店を検索してみるも、なんだかぱっとせず。そうだ、めったに食べないコンビニ飯にしてみるかと、駅前のローソンへ。私はお腹が空いて仕方なかったので、ポトフにたらこパスタ。きりんくんは明太もちドリア。それに2人でからあげくんを半分こ。デザートはお風呂後に食べようとホテルに持ち帰った。

 

 朝、日の出予想時刻の20分前に起きて駅へ。私たち以外にも、日立駅のホテルに宿泊して日の出を見るプランで来ている人がちらほら。駅に着いたら人がたくさんいて安心した。

 日の出はアッという間に昇った。朝の太陽はこんなに煌びやかだったかと思った。もっと燃えるような赤色で、これからお前たちをテリテリにこがしてやると言わんばかりの、そんな印象が残っていたから、あまりに美しくて、ありきたりの言葉だけど、感動した。ぐんぐん上に成長して雲に隠れてしまったら、1か所だけ雲のない場所を見つけて舞台上のスポットライトみたいに誰かだけを照らしていた。照らされている人をいいな、かっこいいな、と思いながらも、それじゃ私には眩しすぎると諦めた。

 

2026.05.01